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社長の一番重要な仕事は事業の選択です

2019/01/16

優れた事業が優れた組織を作ります

言うまでもありませんが、経営者の一番重要な仕事は儲けることであり、そのために事業の選択が肝となります。

どんな企業でも事業を行っているわけで、この選択に成功した企業のみが儲けることができます。逆にこの選択を誤ると全く儲かりません。

人の採用、資金繰り、そういった問題は全て優れた事業の選択により解決されます。一般的に、優れた組織が優れた事業を作るのではなく、優れた事業が優れた組織を作るのです。

例えば、自動車が普及しているこのご時世で、馬車の販売事業を開始しても儲かるわけがありませんよね。誰もが知っているような歴戦の経営者であっても馬車の販売事業を成功させることはきっとできません(その意味で、「誰がやるか」よりも「何をやるか」が大事)。

もちろん、現代において優れた経営者が馬車の販売事業を選択するなんてありえません。優れた経営者が何故優れているのかというと、時代の変化に応じて事業の選択を適切に行う能力があるからです。

最初は社長一人だったはずです。でも事業の選択が良かったから銀行がお金を貸してくれるし、儲けられたから人を採用することができ、会社が大きくなったのです。

事業の選択ミスに恐れない

なお、事業の選択はミスすることの方が多いと言われています。ただ、そんなことはよくあることで恐れることはありません。その場合は軌道修正すればよいのです。

小規模で事業展開すればダメージも少なく軌道修正がしやすいです。

失敗を糧に経験を蓄積し、儲かる事業を追い求めること、それが経営者がまずやるべきことです。その意味で、事業の選択はこれでよかったのかという反省もとても重要です。

因みに多くの経営者に「何が儲かりますかね」と聞かれますが、私はいつも「そんなの分かりません」と答えます。同じことをやっても儲けられる人と儲けられない人がいるように、その経営者が持つ経験値等によっても儲かる事業なのか儲からない事業なのかが分かれてきます。

是非トライアンドエラーを繰り返して儲かる事業を探り当ててください。儲かる事業の原理原則については、メルマガ登録すると自動送付される「企業防衛マニュアル」のP56に記載していますので、ご興味ある方はメルマガ登録ページよりご参照下さい。重要なことは、時代の変化に応じて環境がゴロゴロ変わるので、事業内容をそれに対応させねばならないということです。

トライアンドエラーには計数管理が重要

なお、トライアンドエラーの際に非常に重要となるのが計数管理です。優れた経営者は全員計数管理を行っています。

アスリートが成績を伸ばすためにタイムを測り続けるのと同じように、経営も計数を把握し続けことで改善、進化していくものです。

儲かる事業の選択は簡単なことではありませんが、それが社長のやるべき最重要課題ですので、是非楽しんで取り組んでいただければと思います。

いかがでしたでしょうか。

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